ライク・ア・プレイヤー (Like a Prayer) は、マドンナの1989年に発表された第4作目のオリジナルアルバムで通算6枚目のレコーディングである。発表当時にはアルバム名は「祈りの如く」と訳されていた。
『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500』に於いて、239位にランクイン。

2年9ヵ月ぶりの4作目。話題のシングル曲Like A Prayerやプリンスとのデュエット曲Love Song等を含む力作で,芸のないクローンたちを嘲笑う多彩な意匠には本家の貫祿も。やりたいことをやりたいようにやりながらファン・サーヴィスも忘れない,という芸人根性はさすが。「CDジャーナル」

Like A Prayer / madonna / amazon MP3

ヒップホップの台頭からヘヴィメタルの全盛など、1980年代のポップ・ミュージックを代表するアーティストとしての位置を確立したマドンナでも、時代の流れを意識したサウンドを追求せざるを得なかった。そんな中でリリースされたオリジナル4作目の「ライク・ア・プレイヤー」はそのマドンナの姿勢を表したアルバムとも言える。ダンサブルではあったが、ポップのメインストリームを貫いた前作「トゥルー・ブルー」とは対照的に、「ライク・ア・プレイヤー」はポップやロックの要素を含むだけでなく、黒人音楽であるゴスペルやリズム・アンド・ブルースの要素を積極的に採り入れ、よりソウルフルでバラエティに富んだ作品になった。

Like a Prayer